撤退でのダメージを極小化するために

中国からの工場移転を検討している場合、最初に言っておきたいのは、専門のコンサルタントの援助なくしては破滅的な結果を招く危険性があるということです。

日本でも工場移転はその地域の経済に大なり小なり悪影響を与えるので、行政含めいろいろと圧力はかかりますが、それでも粛々と進めればなんとかなります。

ところが中国の場合には、法的な縛りが大変厳しいため法令を遵守するための手続き自体が複雑でちょっとでも間違うと違法になってしまう恐れがありえます。

そしてもうひとつの大きな問題が労働組合です。

我々はかの国は日本と同じ資本主義国と勘違いしてしまいがちですが、本来は社会主義国家であり、それはとりもなおさず労働者の力が極めて強いことを意味します。

従業員に撤退の事実が漏れてしまうと労働組合が動いて、穏便な場合でもデモやスト、最悪の場合は暴動や工場破壊にまで至ってしまう危険があるのです。

このようなリスクを避けるためにも中国撤退コンサルタントとともに綿密な計画と実行を行う必要があるのです。

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